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海の藻屑

投稿日
2024/04/07
作成者
Puzz

彼女は色仕掛けを得意とする暗殺者だった。 数々の暗殺を成功した彼女に、殺せないものはなかった。 その日の仕事は、大きなお屋敷に住む海運会社の社長だった。 その会社の船は天然ガスが採れる国とそれを買う国を渡るのに1番近い距離の海の道を所有していた。 依頼主は、その会社の存在が邪魔だったのだ。 彼女は何か月もかけて、遂に社長に近づき、暗殺に成功した。 そして、翌日、依頼主と彼女は自殺をしたのだった。

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