ストーリーの書き方
当アプリではYAML形式で書かれたファイルのアップロードによるストーリーの投稿をサポートしています。
サンプル
YAMLの例として以下のサンプルファイルをご覧ください。
# タイトル
title: Yesonorの謎
# 解答者に問いかける謎
quiz: |
水平思考クイズとは通常、真相を知る「出題者」と質問をして謎を解き明かす「解答者」とで遊ぶゲームです。
しかし、Yesonorでは水平思考クイズを解答者のみで遊べます。なぜでしょう?
# ストーリーの真相
truth: YesonorではAI(GPT-4)が質問に対する回答を行うため出題者が不要です。
# 真相のうち、核心を最低限の言葉で表現したもの
simpleTruth: YesonorではAIが質問に対する回答を行う。
# 質問と答えの例
questionExamples:
- question: yesonorの裏側で開発者が頑張って回答を考えている? #質問
answer: いいえ #それに対する回答を「はい」「いいえ」「わからない」のいずれかで記述
- question: yesonorでは解答者の質問に対してAIが回答を考えている?
answer: はい
customMessage: yesonorではGPT-4によって質問に対する回答を生成しています。 #質問の答えを自分で好きに指定
- question: yesonorの開発者はこのサイトを作るのに苦労した?
answer: わからない
customMessage: 開発者の苦労については言及されておりません。
このように、それぞれの属性に文章を埋めていくことでストーリーを記述していきます。
それぞれの属性について
では、各属性について詳しく説明します。
title
ストーリーのタイトルを記述します。
quiz
解答者に問いかける一見矛盾しているような、不思議な謎を記述します。
truth
ストーリーの真相を記述します。
この文章は解答者が問題に正解、もしくは回答を諦めた際にUI上に表示されます。また、AIは質問に対する回答を生成する際にこの文章を参照します。そのため、真相は詳細まで記述することをお勧めします。
simpleTruth
ストーリーの真相を最も簡潔な形で記述します。
この文章はAIが解答者の解答を判定する際に使用します。詳細に説明しすぎると、AIに解答者の解答が「情報が不足している」と判断されてしまうため、真相の核心を最低限の言葉で記述してください。
questionExamples
ここでは、謎を解明するための質問と答えの例を記述します。
AIは質問に対する回答を生成する際にこれらを参照します。回答例を参照させることで解答の精度が上がります。
各例は以下の3つの部分で構成されます。
- question: 【必須】質問を記述します。
- answer: 【必須】質問に対する答えを「はい」「いいえ」「わからない」のいずれかで記述します。
- supplement: 質問の答えに対する補足情報を記述します。AIが論理的な回答をするのに使用します。ストーリーに挑戦中の解答者にはこの文章は表示されません。
- customMessage: 質問の答えを自分で好きに指定できます。AIはquestionに近い質問をされた場合にここで指定された文章を出力します。
AIが最低限有用な回答を返せるようにするために3つ以上(答えが「はい」「いいえ」「わからない」の質問を1つずつ)の例を記述してください。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後にYAMLファイルのテンプレートを以下に用意させていただきました。右上のボタンを押下するとクリップボードに保存されるのでストーリーの執筆にご活用ください。
# タイトル
title:
# 解答者に問いかける謎
quiz: |
# ストーリーの真相
truth:
# 真相のうち、核心を最低限の言葉で表現したもの
simpleTruth:
# 質問と答えの例
questionExamples:
- question: #質問
answer: はい #それに対する回答を「はい」「いいえ」「わからない」のいずれかで記述
customMessage: #質問の答えを自分で好きに指定
- question:
answer: いいえ
- question:
answer: わからない
また、ChatGPTにYAMLを書かせることができるルームを用意したのでご活用ください。(GPT-4推奨)